
2023年のお盆休み
家族が帰省したことにより、私は8/12~16まで一人で自由な時間を得ることが出来たけど、、
台風7号ですべての日程が見事に雨の予報。良い日でも曇時々雨の最悪な天気の日程
これは私だけではなく台風の影響を受けた、すべての日本国民に言えることだけど夏休みの日程がすべて台無しに。。
風景撮影が趣味の人にとっても、これは致命的だったと思う。
それでもこの短い夏休み中、風景撮影を決行した。
結果的に自分なりに工夫して割りと楽しんで撮影を行うことが出来たので、雨の日・曇の日、風景写真が趣味の人にとってどういう対策と行動をとれば良いのか考察して行こうかと。
西側以外の風景を楽しむ
夜景をきれいに撮るセオリーは晴天時、西側の日没トワイライトタイムを狙って撮ることだったりするわけだけど、天気が悪い日は敢えて北方向や東方向を向いて普段撮らないものを撮ってみよう。
そういう習慣を付けることで、天気が悪い日はそれらに注目できるチャンスと捉えることが出来る。
・360度展望施設、あるいは180度以上開けたの展望施設に行く
例えば渋谷Skyや川崎マリエン、タワーホール船堀、六本木ヒルズシティビューなどなど360度開けたスポットにお出かけするとどこかしらの角度が天気がいい場合がある。天気が悪くても普段撮らない方向は新鮮ではある。日没方向は諦めて他の角度を探そう。
晴天時のトワイライトのグラデーションは楽しめないけど、曇の日でもトワイライトタイムの夜景はやはりきれい。
例えばこちらの恵比寿ガーデンプレイスタワーのTop Of Yebisuの展望ラウンジは北側が東京タワーが見れる。
文京区の文京シビックセンターの展望施設は西側に開けているけど、スカイツリー方向は北側。
夜景好きはトワイライトがキレイな西側ばかり注目して、同じ施設で皆が撮る画像は似たような画像ばかり。天気が悪い日はあえて西側以外を楽しめる機会と捉えよう。結果的に見なと違う個性的な画像を得ることも。
例えば横浜大さん橋は西側のみなとみらい地域が日没方向で夜景がきれいなのでそちらに注目が行きがちだけど、東側もベイブリッジが見えてとてもキレイだったりする。
新磯子の東京ガスの前のスポットは北側に開けているので曇の日はここに行くことをチョイスするのもいいかも
天気が悪い日にもおすすめ関東の展望スポットの一例
- 東京タワー展望施設
- 新宿都庁展望施設
- 川崎マリエン展望施設
- タワーホール船堀展望台
- 横浜ランドマークタワー展望施設
- 横浜マリンタワー展望施設
- 六本木ヒルズシティビュー
- 池袋サンシャイン60展望台
- 恵比寿ガーデンタワー展望ラウンジ
- 横浜大さん橋東側
- 新磯子東京ガス前の工場夜景
- 秦野菜の花台
- 高麗山公園(湘南平)
- 羽田空港展望施設
- 成田空港展望施設
などなど
西側以外も開けているとか360度(180度以上)ビューの施設や、急に雨が降り出しても車や屋内に避難できるスポット、そもそも屋内で雨が降っても濡れないスポットを適当に上げてみた。
雨の日タイムラプス撮影にトライ

これを覚えると台風などの最悪な天気の場合もチャンスと捉えることが出来るのでおすすめ。
雨の日、屋内の展望施設でタイムラプス撮影を撮ってみると、雲の動きが晴天時と違って激しくて面白いことが分かる。
特に台風のときは天気の移り変わりが面白い。ゲリラ豪雨の動きも柱のように降り注ぐ雨の移動が見られて静止画では分からなかった動きがわかって面白い。
窓に水滴が付いてノイズになることもあるけどそれも表現の一つ。
さらに雷に遭遇すると、もっとラッキーと捉えることが出来て、天気が悪ければ悪いほどチャンスと捉えることが出来るようになる。
そもそも雨の日も夜景はキレイ?

こう言っては、この記事が本末転倒ではあるけど、雨の日に展望施設に行っても普段見れない光景が広がっていて、そもそもキレイだったりする。

この画像は一昔前に今はもう存在しない浜松町の世界貿易センタービル(シーサイドトップ)で雨の日に撮影を強行し、雨が一時的に止んだ時の夜景。理想的な夜景のセオリーからはかけ離れているけど、空が低く、個性的な光景ではあるかと。

しかも雨の日の展望施設は空いていて、非常に落ち着くのでただまったりするだけでもおすすめできる。
雨ならではのスナップショットを撮る

雨の日は地面の水たまりができて、夜それを低姿勢で撮ると上下シンメトリーが写真が撮れて非常にきれいだったりする。

こちらはスマホで撮影。
コツはレンズを下にして撮ること

また何気なく街のスナップショットを夜に撮ってもアスファルトやコンクリの地面は光り、反射していて、看板や信号の色が照らされて晴れの日よりキレイな場合が多い。
雨の日に人混みを長時間露光すると傘の動きや雨がふる様子を面白く表現できたりもする。
おすすめの撮り方
- 夜間街撮り(普通に撮るだけ。地面の反射がキレイ)
- 水たまりを低姿勢でシンメトリーを狙う
- 人混みの長時間露光
天気が関係ない被写体を撮る
屋内施設、山手の洋館など室内での撮影が基本となる施設もおすすめ
天気が悪い日、6歳の息子と横浜新世界のトリックアートを撮影してみたけど、これもなかなか楽しかった。スタジオを借りて人物ポートレートを撮るなどもあり。ただこれらは一人ではムリ。

六本木の新国立美術館、ここはもちろん展示スペースは撮影禁止だけど、自由に行き来できるスペースの内観がとてもキレイ。
横浜の「コーヒーの大学院」
大和市の純喫茶「フロリダ」
カフェなどの飲食店。特に個性的なお店の内観は天気関係無く撮影していて楽しい
個人的にはジャンクションなどもいいけど、それはニッチすぎか・・笑
鉄道写真とかも敢えて雨や雪の日に撮ると逆に個性が生まれ差別化ができる。
おすすめの被写体
- 鉄道
- スタジオでの人物ポートレートやテーブルフォト
- 洋館などの建物やその内観
- 美術館などの屋内施設
- ジャンクション
- 個性的なお店
- 工場
思い切って天気の良い地域に移動
今年の夏休み結構しようかと思ったけど結局やらなかった。
2023年の夏休みの大型台風(台風7号)は当初、関東直撃という予報だったが北は北海道くらいしか晴れの地域はないので、神戸のあたりまで行けば晴れなのでそこに移動も考えられるなと。
お盆時期のホテルや新幹線の直前予約など、色々と敷居が高いので今回はやらなかったけど、夏休み時期以外の平時なら移動もありかもしれない。
今回の台風7号はそれて近畿地方全域が大雨で神戸はそのど真ん中だったので結果やらなくてよかった。
これは天気予報、特に台風の進路は外れることがあるのでそのリスクも考えた上での選択肢となるかな。
曇の日はミニチュアラプスのチャンス

これは超個人的にだけど、雨の日はともかく曇りの日は影がないのでミニチュアラプスのチャンス
ミニチュアラプスに限らず影がないことを優位に捉えることが出来る撮影を趣味にしている人はいいかも。
他にもアイデアがあればぜひコメントください!