以前から行ってみたかった春日部の首都圏外郭放水路。
ここの一般見学は通常、平日のみで、予約が必要で、しかも定員オーバーの場合は抽選となる人気スポット。
定員オーバーは度々あるそうです。
そこで2015/11/14に開催された特別見学会に友人と行ってきました。
この特別見学会は年に一度、予約なしで行けて、しかも一般見学では公開していない、ポンプ室や水を運ぶときに使われるインペラ部分も公開するということで超楽しみにして、行ってきました。
しかし、まず予想通り人が多すぎでした。
これは仕方ないですね。普段予約制のことをフリーにして普段公開してないとこを公開するというオプション付き。
しかも、前日読売ネットの記事でこのイベントが掲載されたようで。。
最寄り駅の南桜井駅に既に人が並んでいて、そこからバスが3台で往復しているのですが、到底間に合いそうにない人の多さ。
そして多くの人は徒歩で向かう選択肢を選んでいました。
しかし、雨で歩く気になれず、気力のない我々おじさん達はタクシーで。。
そして11時位に現地に着いてビックリ。さらに人だらけ。
1枚の写真じゃ伝わらないけど、行列は最後尾がどこかわからないくらいの長さ。
スタッフに聞くと2時間待ちとのこと。。
しかし春日部まで来て帰るわけには行かず、ここは当然決行な訳です。
んで、最高気温11度の寒い雨の中並んでたどり着きました。実際には1時間半くらいの待ち時間。
100段くらいの階段を下りていきなり飛び込んでくる空間
そして間髪入れず巨大な柱の光景が視界に。
奥に入ると。。
この光景。。
自分はネット画像でしか見たことのない光景。
実物はやっぱスケール感半端ない。。
先に入場していた人たちが自由気ままに撮影しています。
まずは広角魚眼で。
そして三脚も自由のようです。
自分は気を使って自立式の一脚を持ってきたのですが、この広さなら確かに普通の三脚も大して害はないでしょう。
以降も広角魚眼のみで撮影。
シンメトリーな構図で撮るのも面白いです。
これは楽しい、そして美しい。
しかし、言ってしまえば規則的に巨大な柱があるだけなので、いくら撮ってもここで得られる画像はどれも似通ってきます。。
トリミングで標準レンズっぽく。
かなり削っていますけど、フルサイズなら余裕。
そこで他に変化のあるポイントを。
さらに奥の方に第一立坑と呼ばれる貯水施設が。
70m位ある深さなので下を覗いてみたいですが、これ以上近づけません。
第一というくらいなので他にも貯水施設があるわけですね。
この貯水施設が離れたとこに5つあり全てここに繋がっています。
この施設をの詳細は
オフィシャルページ参照してもらえばいいとして、ここで簡単に説明すると中川・綾瀬川など度々洪水を起こす小さな川の氾濫を抑えるために、貯水施設を作って立坑にそれらの川の水を貯めて、ここの写真の大きな貯水槽に一旦集める形で川水位を下げ、翌日以降に安定した大きな江戸川にそれらを放水するという、洪水防止のための水脈を地下で制御するための大規模な施設です。
立坑の写真と立坑をつなぐトンネルの写真です。
貯水槽の壁側の様子
普段は公開していなインペラ。
思ったより小さいです。
これが4つあり、大きさは小さくともパワーは凄いらしい。
出口階段から。
ここからもキレイだ。。
1時間半くらい居座ったのかな。
入ってしまえば人の多さも気にならず、かなり満喫できました。
この後は今日限定公開の
ポンプ室へ。
使用機材