東京・神奈川の桜は今週末(2017/04/08-09)が見事に満開のようです。
夜の間、川崎の宿河原~横浜の大岡川とはしごしてきました。
時々雨の天気。ほんとはもっと遠出したかったけど、今回は緊急避難できるように駅近くの花見スポットに限定。
まずは宿河原駅すぐ近くの二ヶ領用水宿河原堤桜並木。
昼間の用事があったので、でかい一眼は持ちたくなかったので、この日はE-PL5で撮影。
やはりフルサイズの一眼持ってたとしても、ミラーレスはこういう時に便利です。
細い用水路に1kmくらいでしょうか、素晴らしく美しい桜並木が続きます。
こんなに規模が大きいのに場所が地味だからでしょうか、都内からここに花見に行ったという話を聞いたことが無い。。
花見をしている人たちはお酒やおツマミだけではなく、結構な準備をしている模様。
桜のシーズンだからと言って宿河原駅周辺の電車も混まないし、恐らくほぼ地元の人でしょう。

そんな地元の人に愛されるスポットですが、この日は少し残念なことに提灯が無灯火です・・。
屋台は3軒程度。さらにここらは元々街灯は少なめ。
立ち話を盗み聞きした所、桜まつりは先週。。4/2だったそう。
この提灯達はその時にしか、灯火していないっぽい。
なぜ片付けない・・。点灯するのかと期待してしまうじゃないか。
風情のため?なら夜くらい点灯して欲しいっすな。
そのさくら祭が行われた4/2と言えば関東地方は極寒で桜も開花後中々進捗せず、1~2分咲き程度でした。
そんな時にこの提灯を点灯させて、この満開の週末の夜に点灯しないのかという疑問。
とりあえず少ない街灯を頼りに桜を撮ります。
駅近くの自転車置場は唯一街灯が多く、自然に桜がライトアップされています。


しかし少し離れると街灯が少なく、提灯もすべてが無灯火。。
長時間露光で明るくしてますけど、少ない真っ白な街灯下では内蔵フラッシュを焚いたような不自然な素人染みた写真となってしまいます。


しかしこの通り見事に満開。整備された川傍の桜の下も桜の屋根に囲まれた絶好のお花見スポット。
しばらく歩くと暖色系の街灯があり、そこでの撮影は唯一納得がいく撮影環境でした。


歩いてみて分かりましたが、かなり長い距離の桜並木で見応えもあり、
ここは本来は中目黒周辺の目黒川以上のお花見スポットになりうるのではないかと。
目黒川は川と桜が離れていて、両サイドの桜が密集している箇所は限られています。
一方、ここは川というか用水路なので川幅が狭く両サイドの桜が密集して、桜のトンネルに小川が流れているような、非常に美しい光景です。
また川と桜が近く、桜の花びらが川をピンクに染めていて、桜の水面への映り込みも品があります。
川周辺は整備されていて、シートを敷いて桜の下でお酒が飲めたり、くつろぎスポット、鑑賞スポットとしてもかなり優れた環境。
なんか宿河原という場所がアレなのと、商業施設も少なく、街灯が少なめで夜は暗いのと、
何より提灯を満開の週末に点けないというやる気の無さで自滅している気が・・。
良くも悪くも地元周辺の人達に愛され、盛り上がっている、勿体無いけど、それでも良いのか。
地域復興のためには良くないけど、静観さも大切と考える人もいるわけで、、などと地元住民でもないのに一人勝手に葛藤してしまいました(笑)
まぁしかし少なくとも満開の週末くらいは提灯点けましょうよ・・。
使用機材