銀座8丁目の首都高沿いの地味なオフィスエリアにある奇妙な建物

中銀カプセルタワービルです。

いくつか部屋の灯りが点いています。住民が居るのでしょうね。
銀座と言え新橋に近い8丁目。非常に地味なエリアです。
まず平凡なオフィスビルの立ち並ぶこの場所に建てたのが、ひときわこの建物のデザインの奇抜さを際立たせます。
代官山とかにあるとまたオシャレ感が増すのかな。

とは言え、1972年に建てられた古い建物。
'72年当時の東京事情はよくわからないですが、当時のお洒落タウンでもこんな建物は奇抜だったのかもしれないし、恐らくここらも代官山などのお洒落タウンも大して印象は変わらなかったのかも。

足元にくるとカプセルの裏側が観ることが出来るのですが、意外と汚れていてガタが来ているのが分かります。
このカプセル一つ一つが部屋でカプセルの取り換えも効く設計だそうだけど、一度も取り替えられたことがないそうな。。
結局取り替えるのにお金と時間とがかかるからカプセルをキレイにリフォームしたほうが手っ取り早いそう。
一見、未来的で合理的に見える設計も結局活かされないのが残念ですね。
しかし一番下のこのカプセルとかは地震で落ちてしまいそう。
しかし2011年は耐えているわけでそんなに問題はないのかな。

やはり老朽化が問題となっている上に、アスベストが使用されているため、建て替え問題が起きているようです。
今は建て替え機運は落ち着いているそうですけど、鉄筋コンクリートの平凡なオフィスビルに比べ素人ながら、そんなに長く保てる構造ではない気がする。。
いつまた建て替え意見が再発するか分かりませんね。
辺鄙な場所ですが新橋も汐留も近く、浜離宮恩賜庭園に行くついでなどに立ち寄ることも出来ます。
見に行くなら早めをおすすめします。
しかし、中に入って撮影してみたいですね。
中の写真も他の情報もネットに溢れているので調べてみてください。
使用機材