川崎市幸区にある河原町団地に黄昏時にお邪魔しました。
ここの特徴は、、

このような低階層が台形型のモダンな棟が幾つかありますが、

最大の特徴はその棟の吹き抜け部分。
この通りかなりのインパクト。
この形の吹き抜けを持つ棟は3つ
他にも15くらいの棟を持つ巨大な団地
出来たのは1970年代と実はかなり年季が入っているのです。
遠目で見るとキレイだけど、少しでも近づくと古さを感じます。

GoogleMapより
この通り、多摩川の向こうの野球用グランド、周りの小中学校と思われるグラウンドの面積と比べるといかに大規模な団地かが分かります。
大して散策しなかったけど、敷地内を結構歩きました。
住民は多いようで、灯りや物音はするけど、廊下や外は人通りが少なく静か。
たまに聞こえてくる声はすべて老人の声。
住居は埋まっているものの、かなりの高齢化が進んでいるよう。

この吹き抜けの非常階段は自由に出入りできます。

治安は悪そうに感じますが、住んでいる人に危険は感じません。
登りきった所。
最上階の14Fからだけど思いのほか見晴らしが良い。天気が悪いのが残念。
川崎駅周辺の夜景をみれる箇所は少ないのでなかなか新鮮。

ただ、真ん中の違う棟がジャマ。。なので他の見晴らしの良さそうな棟に移動してみます。

違う棟に移動すると先程の台形型の吹き抜けではない棟は、全く趣の異なった吹き抜けとなっているみたい。

昔の団地らしくオートロックもなく移動もエレベータで楽々なのだけど、張り紙の注意のレベルが何やらおかしい。。
まぁ昔の団地は公団住宅が多く5F建てでもエレベータが無いとかザラだったようですけど。
当時としてはエレベーターがある事自体もモダンだったのでしょうか。

やはり吹き抜け部分は圧巻。
遠目で観ると古さを感じさせない
移動している間に暗くなって夜景らしい夜景に。

川崎駅方面の夜景
やはりここからのほうがキレイ
手前は一戸建ての多い住宅街。西口は一部を除いて低階層地域がほとんどであることが分かりますね。
お陰でこの団地が14Fでも見晴らしが良いわけです。
こうなると反対方面の西側の夜景も期待大なのではと、移動。

やはりこちらもいい景色。
右のマンションの向こうに多摩川が流れていてその向こうが都内の絶景が。
魚眼で撮っちゃったから分かりにくいけど、東京タワーもスカイツリーも視認できました。
武蔵小杉のビル群もキレイに見えていました。
右の新しいマンションが無かった頃はかなりの多摩川の向こうの東京中が見渡せる景観だったはず。
まだ5F建ての公団住宅が多かった、1970年代にその景観はハイカラ?で相当なインパクトだったはず。
使用機材
- 関連記事
-